エレクトロニック・アーツは本日(2012年3月7日),同社の大人気箱庭ゲームシリーズ
「シムシティ」の最新作を,日本国内で2013年に発売すると発表した。プラットフォームはPC,
価格はオープン価格。
シムシティといえば,おそらく説明の必要もないであろう,箱庭ゲームの定番シリーズ。
第1作が発売された1989年からその人気はいまだ根強く,前作「シムシティ ソサエティーズ」から5年,
本作と同様にEAの子会社であるMaxisが手がけるナンバリングタイトル「シムシティ4」から
数えると10年が経とうとしているにも関わらず,自らの作った都市を動画やスクリーンショットを
自慢げにアップする多くのファンの存在を,ネットのあちこちで確認できる。
今回,米国時間3月5日から開催中の「Game Developers Conference 2012」(GDC)に合わせる
形で発表された最新作は,プレイヤーがカスタマイズした都市を管理するといった基本的な
システムが踏襲されているのはもちろん,マルチプレイモードにおいてフレンドと一緒に都市を
形成することも可能。フレンドとコミュニケーションを取りながら気候変動,再生可能資源の調査,
自然災害など,現実世界でも大きなインパクトのある,地球規模の問題に取り組むような
内容になっている。
本作にはMaxisの独自エンジン「GlassBox」が採用されており,“現実世界で見渡せるもの
すべてがシミュレーションが可能”になっているという。
まだまだ情報は少ないが,GDCで新たな情報が出てくることに期待しつつ,
まずは公開されたコンセプトアートをじっくりと眺めて,想像を膨らませておこう。
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/149/G014962/20120307002/
SimCity Official Website(英語)
http://www.simcity.com/en_US?intcmp=EACom_simcityannounce_latest_0312