ソーシャルゲームは“ゲームの主流"になり得るか。稲船敬二氏,水口哲也氏,DeNAの小林賢治氏が語る「ゲームの未来」とは
9月6日より,横浜パシフィコで開催されているゲーム開発者による祭典「CEDEC 2011」(301会場)にて,
「スマートフォン×ソーシャルゲーム×コンソールゲームが紡ぎ出す『ゲームの未来』」という名の
パネルディスカッションが行われた。登壇したのは,ゲーム業界ではお馴染みの稲船敬二氏と水口哲也氏,
そしてDeNAでソーシャルゲームの開発を取り仕切る小林賢治氏の3人だ。
このセッションは,昨今大きな盛り上がりを見せるソーシャルゲームおよびスマートフォン市場に対して,
それぞれの立場で感じていることを語ってもらおうというもの。とくに,各々がトップクリエイターとして
知られる稲船氏と水口氏らが,どういう心持ちで,何を考えながらソーシャルゲーム市場への参入を決め,
その開発に取り組んでいるのかを聞ける貴重な内容ともなった。
(ソース長いので一部抜粋)
「8年前にセガを辞めてキューエンタテインメントを立ち上げた時,これからはコンシューマだけじゃなくて,
PCやモバイルなど,いろいろなプラットフォームが一つの方向に向かって集約されていくだろうという予測がありました。
ただ,携帯電話の解像度も低かったし,世界共通のプラットフォームでもなく,当時はまだあまり仕事にならなくて」と
語りながら,「だからその意味でいうと,今,スマートフォンで起こっている状況というのは,
僕らが8年前に待ち望んだこと」なのだとコメント。ビデオゲームはビデオゲームで進化していくとはしながらも,
スマートフォンが今後,世界最大規模のプラットフォームへと発展していくとの見解を披露した。
さらに「これから人口の何%が持つかは分からないけれど,10億人を超える規模の人が同じプラットフォームの
機器を持つわけです。これは,これほど面白いことはないなと。大海原……というか,大海原過ぎてどうすればいいのって
人も沢山いると思うんですけど(笑)。でも,逆に言うと,冒険好きにはたまらない」として,新しい可能性に対する意気込みを語った。
全文はソースより
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20110906080/