★ACジャパンの公共広告CM 震災直後に“約2万回”放送
・東日本大震災直後の3月12日から19日に、関東1都6県で民放キー5局により
放送されたACジャパンの公共広告CM(全15作品)の放送回数が、CM総合研究所
調べで1万9972回だったことが、このほどわかった。ちなみに3月5日から全ての
CMが中止となった11日14時50分過ぎまでの放送回数は32回。同研究所によると、
2万回近くの放送回数は某大手自動車メーカーの「約1年分に相当する数字」だという。
一般企業のCM放送自粛により大量に放送された公共広告CM。未曾有の異常事態に
人々が動揺するなか、3月16日には全CM放送の約86%を占め、一部では苦情が
殺到しているとも報じられた。これらを受けて、ACジャパンが公式HPを通じ、放送されている
CMについて「会員社である放送各局の判断で必要と思われた場合にお使いいただく
広告素材です」と説明するとともに、謝罪文を掲載したことは記憶に新しい。
4月に入るとACジャパンのCM放送回数は全体の15%前後にまで減少したが、震災1ヵ月後とな
る4月度後期調査(4月19日実査)のCM好感度調査(同研究所調べ)では、震災直後に
数多く放送され可愛らしい動物のキャラクターと「ポポポポーン」のフレーズで話題となった
『あいさつの魔法。』など全13作品で1位を獲得。普段の日常を取り戻しつつある5月度後期
(5月19日実査)の同調査でも全9作品で8位にランクインするなど、存在感を発揮している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000301-oric-ent