『The Elder Scrolls V: Skyrim』ではディレクターを務めるBethesdaの幹部Todd Howard氏が、
海外でおよそ60ドル前後というフルパッケージ版ゲームソフトの価格設定に異議を唱えています。
「長い間ゲームが高すぎると思っていた」と打ち明けるHoward氏は、海外マガジンPSM3の
インタビューに対し、60ドルという価格設定は(『Skyrim』はこのカテゴリに当てはまらないと付け加えた上で)
娯楽商品としては余りにも高額であり、PCやiPhone、モバイルマーケットでは価格が下がりつつあるのが
朗報だと発言。
また、60ドルでは気軽にゲームを試すのは難しく、ユーザーがレビューやプレビューを
読むなど費やす時間という観点でも決断を要すると述べ、ゲーム業界全体で見ても
19~29ドルでゲームが発売されたほうが利益を享受することができるとの考えを主張しました。
今年の9月から12月にかけては毎週3つの大作ゲームが次々と発売され、ユーザーは
それらの全てを購入することはできない、とHoward氏は指摘。大手のゲームメーカーが結束し、
ワールドワイドサミットを開いてこうした問題について語り合うべきだと呼びかけています。
http://gs.inside-games.jp/news/292/29210.html