グリー田中社長、TVゲームとソーシャルゲーム「両方よければユーザーはどちらも買う」
■家庭用ゲームとソーシャルゲーム「両方よければユーザーは2倍に」
従来のTVゲームとソーシャルゲームの相関、競合関係について質問が及ぶと、田中社長
は、それぞれユーザーから求められている「価値」が違うとし、
「ソーシャルゲームというものは、1人でもできれば、そこに居る数人でもできれば、
そこにいない数万人、数百万人ともゲームができるサービス。みんなとゲームをやって
いるということが一番の価値であって、ゲームの映像が一番の価値というわけではない」
と述べ、両者の性質と目的が異なる以上、ソーシャルゲームの価値は、コンソールゲーム
より独立して異なるものだという見解を示した。さらに、田中社長は、
「逆を言うと、価値が違うものがあって、(それらが)両方とも良ければユーザーは2
倍買うということ。例えば、恋愛小説が流行ったからといって、恋愛映画の売り上げが
下がるのかといえば、そういうことではない気もする」
と映画と小説の関係性を例に挙げ、異なる「価値」というものに関して、自らの考えを
具体的に述べた。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw138518