『シュタインズ・ゲート』や『ファントムブレイカー』などでおなじみのMAGES.が、新たに
PCブランドを設立することが発表された。ブランド名は未定とのことだが、同ブランドから
発売される第1弾タイトルも発表。気になるそのタイトルは『シュタインズ・ゲート 8bit』。
かねてより制作中と言われていた作品が、ついにリリースされることとなる。
『シュタインズ・ゲート 8bit』では、Xbox 360やPC、PSPでリリースされた『シュタインズ・ゲート』の
物語とは、また別の世界線での物語が展開。しかも、1980年代に逆行するかのような、
コマンド入力式アドベンチャーゲームとなっているのだ。たとえば、目の前の人物に
話しかけるときは“talk”、扉を開けて外に出るときは“open door”など、プレイヤーの
発想力が物語を進めるための重要な要素となる。
さらに、グラフィック描画システム“ライン&ペイント”を完全再現しているのも特徴。画面が
切り替わるたびに一線一線ラインが引かれ、デジタル 8色のタイルパターンで描写されていた
1980年代当時のアドベンチャーゲームの雰囲気を存分に楽しめるようになっている。
ただし、高速描写機能も用意されているので、ストレスなくプレイしたいという人は、
そちらの機能を使ってプレイすることができる。
また、劇中BGMも徹底的に1980年代の音源を再現している。まだ、“FM音源に習熟していない時期”
という設定まで持ち込んで、音源をチープにアレンジ。さらにFM音源もストリーミング再生
ではなく、エミュレーションによる再現をすることで、効果音が鳴ったときに同時再生可能
音声数が足りなくなって起こる“パート抜け”も発生するのだ。もう正直何を言っているんだか
わからないという人は、とにかく制作陣がノリと勢いで、こだわりまくって作っているんだ、
と思っていただければ問題ないだろう。
初回出荷分に限り、パッケージレトロゲーム風パッケージが出荷される。
また、FM音源(OPN)+PSGにアレンジした劇中BGMサウンドトラックを同封。
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201107/21047028.html